オーディオ用語<中級その2>

前回はアナログ中心でしたので、今回はデジタルに関して。

CD:言わずと知れた1980年代最大の発明のひとつコンパクトディスク。内容としては、音を秒間44,100回、それぞれ65,536段階で量子化したCD-DAフォーマットを記録した光ディスクです。

ここから情報を読み取り再生するのが

CDプレイヤー

ですが、特にレーザーによって光ディスクから情報を読み取る部分のみに専門化したものを

トランスポート

引き出されたデジタル情報をアナログの電気信号に変換することに専門化したものを

DAC:DAコンバーターと呼びます。

また、1999年に開発された

SACD:はCDの最大容量700MBを遥かに上回るおよそ5GBの記憶容量を持ち、秒間2,822,400回のサンプリングによるDSDフォーマットで音が記録されています。そのため、より高度な読み取りが可能な専用の再生機が必要となります。

2016年現在では、記録媒体や通信技術の進歩によって、よりサイズの大きな情報を高速で運用することが出来るようになっており、それを利用した

PCオーディオ:ハードディスクなどに保存されたデータをPCのプレイバックソフトウェアで再生する方法や

ネットワークオーディオ:主にイーサネットを通じて音源の供給や操作を行う方法

などが益々充実し、オーディオ再生における記録と再生を巡る状況は刻一刻と変化しています。

とはいえ、デジタルの情報も最終的にはアナログの電気信号で表現され、空気の振動というカタチを経て人の耳に入ってきます。「その音に何を感じるか?」ということが最重要な問題であることは、今後も変わる事がないでしょう。