System No.016<絶対王者への挑戦>

 

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[ SYSTEM COMPONENTS ] システム構成要素

[ SYSTEM CONCEPT ] システムコンセプト

「定番とは異なるこだわりのシステム」オーディオにはその分野にいて、定番となる製品があります。例えば、クラシックを鳴らすスピーカーとして、古くはタンノイ、新しくはソナスファベール。ジャズならJBLと言ったように…。比較的歴史が浅いネットワークオーディオの分野においても、定番と言われるメーカーはあります。

「絶対王者LINN DS」日本に限らず、ネットワークオーディオの分野を定番化させ、さらに進化を続けるLINNのDSは間違いなくネットワークオーディの王者です。

日本で、DSが登場をしてから、インフラが整備されるまで、数々の問題を現場で解決をしてきた実績と、私達の信頼感は圧倒的なものがあります。激動の過渡期を支え、共に問題を解決し、さらに次のステージを目指すLINN。そんな激動の中、小さなネット—ワークオーディオメーカーが日本に誕生しました。その名をSFORZATO(スフォルツアート)。単身一人で会社を立ち上げ、王者LINNに立ち向かう姿は無謀とも思えました。

■コンセプトの違い■

そんなスフォルツアートがなぜここまで広まる事が出来たのか…。それはLINNとは異なる思想を持っていたからです。LINNは、システムとして出来うる限りシンプルさを求め、「オーディオ」としてではなく「生活空間」としてシステムを考えています。それに対し、スフォルツアートはネットワークオーディオプレーヤーとしての基本性能はそのままに、古来からの「ハイエンドオーディオ」の考え方を活用しています。筐体の作り方、電源の別筐体等、音質の向上を第一と考え、究極のデータ再生を目指します。日本メーカーならではの細かな作業を可能とする技術力。ハイエンドオーディオで培った音質向上のテクニック。それらがスフォルツアートの根底にあります。

そして、今回はスピーカーにViennaAcoustics「LISZT」を合わせました。創業1989年と比較的若いViennaAcousticsも挑戦者の一つではないでしょうか。音楽の都、オーストリアはウィーンに拠点を構えるViennaAcousticsは、ゆったりと音楽を鳴らし、音楽の揺らぎを上手く表現します。音楽ジャンルとしてはクラシックとの相性が良く、ゆっくりと音楽を楽しんで頂けると思います。比較対象としては定番タンノイやソナスファベールと言った有名メーカーがあり、その中で独特な響きや広がりを持ち、日本登場から人気を博すようになりました。

アンプはドイツのEINSTEINです。EINSTEINは管球式のアンプが有名で、しっとりと重心の重い音楽を鳴らしてくれます。今回のアンプはトランジスタ式のアンプで、EINSTEINらしい音色は持ちつつも、歯切れの良さや力強さも備えた万能アンプです。老舗メーカーですが、日本での輸入が一時終了しており、おおよそ3年前から輸入が再開されました。

[ MUSIC ] こんな曲を聴いてみたい

ベートーヴェン: 交響曲 第6番 《田園》

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, レナード・バーンスタイン

「森の中で—自分は幸福だ—樹々は語る—汝を通して—おお神よ—なんと素晴らしい……」

「どの樹もみな自分に語るではないか。聖なるかな。聖なるかな。森の中は恍惚たり」

広大に広がる田園や、木々の隙間からさす木漏れ日、小川のせせらぎ、そして嵐。

自然界を表現した第6番はこのシステムにとても良く合います。

大編成、小編成問わず得意ですが、特に第6番はスフォルツアートの丁寧な音作りとEINSTEINの広がりとパワーを堪能して頂けます。

ダイナミックオーディオ 5555 4F
担当:天野 洋介

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